村下孝蔵の初恋と踊り子を聞いて思うこと
村下孝蔵さんといえば初恋、初恋といえば村下孝蔵というくらいに、地味だった彼の音楽活動を一躍スターに座に押し上げた名曲がある、今日のcmにおいてもミュージシャンの方が、カバーしているようです。
cmはともかく、当時彼の生まれ故郷の水俣での中学校2年での初恋の思い出を、素直な歌詞にリズミカルなアップテンポに彼、村下孝蔵さんの独特な哀愁を帯びたメロディが聞く私たちに、初恋のほろ苦さと、初々しい少年時代を回想させる。
また、村上保さんの切り絵の少女がこの初恋の雰囲気とマッチしこの村上保さんの切り絵が好きだという方も多いし、私、管理人においてもこの切り絵の少女は大好きです。
村下孝蔵さん曰く、この初恋を作詞、作曲してから20年近くを歌い続けたでしょうが、『この歌はいくら唄っても飽きることはなかった、コンサートで、この初恋を唄うたびに、この会場にあの子が現れるのではないか、そんな胸キュンの思いでこの初恋を歌手いる』とのトークもあり、村下孝蔵さんにおいては特別な、もちろんファンの自分としても特別な思いでの一曲なのですね。
しかし、孝蔵さんが逝っていくらの時間が過ぎたのでしょう、1999年6月でしょうから、すでに10年近くの歳月が経ちましたが、彼、村下さんの日本人の心に響く、哀愁のメロディーと象徴的な例えを駆使した歌詞が印象的で、特に『振り子細工の心』などといった表現には頭が下がる、誰にでもあるこの『初恋』の思い出でしょう、甘酸っぱく、そしてもの悲しい、『遠くで僕はいつでも君を探してた』でしたね。
胸キュンでこの『初恋』を唄っていた、村下孝蔵に一度でいいからお会いしたかったものです、youtubeや、wikiなどではよく、拝見させていただいていますので、何となく雰囲気は解りますが、とても純粋な人柄と素朴さを兼ねそろえた好人物ですね。
また、村下孝蔵さんのヒット曲の中に、踊り子があります、実際、私個人的にはこの『踊り子』が一番好きです、どうしてか? と言われていても解らない、なぜかと聞かれても答えようがないのですが、しかしこの踊り子が何とも好きです、もちろん彼特有のメロディーラインと、抽象的な歌詞にあるのでしょうが頓に、歌詞の象徴的な比喩法が絶妙なのかもしれませんし、youtubeで見た、超絶技巧のギターテクでの引き語りを見て感動したせいかもしれません。
この引き語りでは村下孝蔵さんの真骨頂が全て表され、全身がふるえた記憶があります、これほどの歌詞、これほどの作曲力、演奏技巧、歌唱力、どれをとっても超一流しかも、それを誇るような雰囲気はなく、あくまでも淡々とこなす人柄はこれもまた、常人には難しいかもしない。
いくら聞いても、何度繰り返しても、飽きることがない映像です、そして、短命の彼を思うにつけ、必ず、目頭が熱くなります、なぜどうしてこんなに早くも逝ってしまったのか・・・・・・とにもかくにも残念です。
踊り子が名曲という声が多い、確かにそうでしょう、私もこれを自分の心に響く名曲として、おそらく一生忘れることはないと思います、こんな名曲を残した、村下孝蔵さんに感謝を申しあげたい、おそらく、空の上でもこの歌を歌っているかもしれない、いずれ私も、空に召されれば、是非お会いして、お聞きしたいものです。
【CD】村下孝蔵 / 清聴感謝祭〜村下孝蔵最高選曲集 其の参 <2006/5/24>
村下孝蔵さんの【CD】村下孝蔵 / 林檎と檸檬 〜 村下孝蔵オリジナル セレクション〜<1995/6/21>
がありますが、頓にこの中には彼の代表作が納められています。
1,踊り子 2,かざぐるま 3,少女 4,初恋 5,夢の続き 6,ゆうこ 7,春雨 8,ソネット 9,フリーキック 10、アキナ 11,禁じられた遊び 12,いいなずけ 13,りんごでもいっしょに 14,陽だまり 15,松山行きフェリー 16,丘の上から
となっています、この村下孝蔵さんのベストセレクションのみならず、彼の歌詞には、一貫した日本的情緒があふれ、またメロディーラインが演歌にも通じる、大人向けの印象も見うけられます、このことが彼をして忘れ得ぬミュージシャンに押し上げているのかもしれませんね。
また、個人的には、夢の跡というスローテンポですが、男女の別れを古里でしょうか、日本の情緒と取り合わせた、彼、村下孝蔵さん自体も思い入れが一番あるとも語った歌もいいですね。
繰り返しですが、やはり、惜しいです、もうこんなミュージシャンは出ないような気がします。
天は彼、村下孝蔵に6つの才能を授けた、一つには、作詞の才能である、そして、作曲の才能です、次に歌唱力、次に、ギターのハイテクニックです、そして当然に5番目は努力を惜しまないという強い気持ででした。
そして、最後の6つ目は人柄でしょう。
しかし天は彼に才能を与えすぎたことに気がついたのか、6つの才能と引き替えに、それよりも人間として大事な『短命』で終止符を討ったのか・・・・・
冥福を祈らずにはいられませんが、きっとあの大空の星の中でで、ギターを抱え、初恋、踊り子を歌い続けていることでしょう。・・・・『合掌』