簡単な手品を見ると手品の種明かしは、簡単にできてしまいますが、対照的にテクニックが必要なものは種が分かっても難しい
簡単に手品ができればいいなと思うことがあります。テレビを見ていて特に、マギー司郎さんやマギー審司さんを見ていると素人でも出来るような気がしてしまいます。手品の醍醐味は、手品の種明かしがないことなのだと思いますが、マギー一門の場合は、見ているだけで手品の種明かしがされてしまっています。逆にそこが受けているのですが、手品と言っても楽しませ方がいろいろあるのだと思います。最近は手品と表現するよりはマジックのほうが通りはいいかもしれません。このマジックには、イリュージョン・コインマジック・カードマジックなどの種類があります。高度なテクニックが必要なマジックや、大がかりな仕掛けのイリュージョンは素人にはまねができません。マギー一門の方が使っている道具を見ると素人でも簡単に手品ができるように思えます。
手品がエンターテイメントとして日本ではやったのは、何といっても超魔術という言葉でエキサイティングなマジックを披露したミスターマリックさんの出現です。当時は、超能力のようなスプーン曲げを取り入れ手品とは思えませんでした。見る人すべてが引き込まれる手品だったと思います。手品の種があるとは思えませんでした。また、日本を代表するイリュージョンの第一人者は、プリンセス・テンコー(二代目引田 天功)さんです。最近の大人気なのが、SMAPの木村 拓哉さんがモノマネをしていたセロさんです。彼のすごさは、マジック自体が突然ハンバーガーのメニューから、本物のハンバーガーを取り出したりする突飛なところなどです。全く手品の種があるように思えません。一度でいいので種明かしをしてほしいと思うほどです。また、セロさんはクロースアップ・マジックからステージマジックまで幅広く出来ることもすごいところです。
簡単な手品とは対照的に、高度なテクニックで見せる手品が最近では話題を呼んでいます。カードマジックやコインマジックなどがそうです。手品の種明かしをされても、高度なテクニックでまねをすることができません。これはクロースアップ・マジックと呼ばれテーブルマジックのことを指しています。このマジックで有名なマジシャンと言えば、前田知洋さんやふじいあきらさんです。ふじいあきらさんは、あのミスターマリックのアシスタントをしていました。前田知洋さんは、日本人としては最年少でマジック専門会員制クラブ「マジックキャッスル MAGIC CASTLE」に出たほどで、日本のみならず世界のマジシャンです。クロースアップ・マジックという名前を広く知らしめたのは、前田知洋さんと言っても過言でないでしょう。